裸木

ウクライナ戦争日記』

 いち早く戦時下のウクライナからの報告。報道でも耳にするキーウ・ハルキウマリウポリ・ヘルソンなどの都市に生きる24人の声である。

 突然の爆音で始まった戦争。一瞬にして崩れ落ちた日常。不安で眠られぬ夜。恐怖の脱出。私に戦争体験そのものはないが、私たちがよく知っている戦争体験と同じだ。

 今日時点でロシアはクリスマス停戦をするというが、ウクライナはまやかしだという。終結への先行きはまだ見えない。

「近ごろは、今までだとありきたり過ぎて気にも留めなかったようなしごく単純な言葉に喜びを見出すようになった。愛する人と一緒にいるほんの数分程度の時間や、眠る彼の手を握ること、熱いお湯で頭を洗うこと、熱いコーヒーを淹れてるひととき、たった2分でもベットに横たわっているとき。・・・読書ができるということは、なんて幸せなことだったのだろう。」

                  キーウ在住 33歳の女性の独白より

 私たちは祈ることしかできない。

 

   

          裸木のなほ美しく潔く

 

 

 今年最初のCT。電子カルテに変更とかで混雑している。血液検査などの受付もすべて自動にになった。結果は来週だが、心配はしていない。