『昭和天皇』 原 武史著
時々コメントをくださるこはるさんのお薦めで読む。様々な資料から読み取ったお濠の内の生々しい様子である。かの人が生涯皇祖神への拝礼と生物学にこだわったということ、細かいことには触れないが今回の戦争に対する姿勢も、皇室内での確執もわかり、興味深かった。
昔、多分就学前だと思うが、母に連れられて岐阜駅前にかの人を見に出かけたことを思い出した。戦後の地方巡幸の時であったろうか。人並みの遥か遠くに見た記憶がある。
科学者でもあったかの人は自らが神の末裔であるということを信じておられたようだが、平成の天皇は、あるいは令和の天皇はどうであろうか。万世一系とは不思議な話である。
太極拳らしき体操うららかや
- 作者:原 武史
- 発売日: 2008/01/22
- メディア: 新書
散歩をしているとかなり春めいてきたことがわかります。ちょっと汗ばむような時も。