今週の「ためしてガッテン」で瞑想の効果を科学的に説明していた。つまり私たちの脳は常にものを考えているので、時には呼吸だけに集中して前頭葉を休ませると、疲労した海馬が活性化するという。そこで昨日、水泳をしながらふと思いついた。「水泳瞑想」である。昨日はひとコースに一人。せせらぐ水音しか何の音も聞こえない。自分の呼吸だけに集中して泳いでみた。たった１６本しか泳がなかったので「疲れた」とか「あと何本」とか思わなかったのはそのせいかどうか。瞑想は認知症の予防になると言う。条件が許せば普通の瞑想とともにやってみる価値はありそうだ。
２１年間、福祉やその他の仕事で行政の手伝いをして今日で任期が終了した。意味があったかどうかは相手のあることなので、自ら判断するのは不遜だと思う。が、身近で見ていたTが「長いことよく頑張ったなあ」と言ってくれたのが何よりも嬉しかった。
露草も露のちからの花ひらく 飯田 龍太
