春寒し

『日本史を暴く』 磯田 道史著

 毎週水曜日、BSPの「英雄たちの選択」を見ている。(もっとも半分くらいは居眠りしているのだが)司会の磯田さんの視点がいいなあと、思うことが多い。そう思う人が多いのか、磯田さんは今や相当の売れっ子らしい。新書も次々に出て、とても売れているようだ。

武士の家計簿』やら、『天災から日本史を読みなおす』はよかったが、これはいただけなかった。磯田さんは新聞を読むスピードで古文書が読めるという。様々な古文書を読み込んで、興味ぶかそうな細切れ情報を集めたというのが、この本だ。惹句は魅力的だが、中身があるわけではない。右から左へと読み捨てるだけで終わってしまった。

 

 

         和平への糸口見えず春寒し

 

 

 

 何か作りたくてまた、ハンドウオーマーを編む。前回は残り毛糸だったので、ちゃんと糸を購入する。寒いとミシンを出すのは億劫だが、やっぱり何か作りたいと思案中。