映画『お父さんチビがいなくなりました』を観る
昔々講義で、劇中人物が共感を呼ぶには、普遍的な人間像であることが大切と聞かされたことがあったけ。(なんでこんなひとコマだけ覚えているのかしらん)
この映画の夫婦(藤竜也・倍賞千恵子)は、まさに私たち世代の普遍的な夫婦像。この世代の夫は、おおむね、夫婦で会話をきちんとしない。相手を思っていても口に出して言わない。マイペースで思いやりに欠け、妻の気持ちに鈍感。
猫の失踪をきっかけに妻の不満が爆発。ついに離婚を切り出すという展開だ。
最終的には元の鞘に収まるのだが、めでたしめでたしとはならず。認知症など老いの障害が待ち構えていそうな気配で終了だ。
何ということもない話といえばそうだが、老人向けホームドラマで、暗くないのは幸い。
うちはここまで煮え詰まってはいないが、(溜まる前にこちらは爆発させる)、こちらの気持ちに鈍感だと思ったことは、最近もあった。
発端は、例のチャットGPTである。あれに日々の献立表を作らせれば簡単だというのである。日々の献立に頭を悩ましている当方への親切心らしいが、当方はむかっときた。
献立つくりをあだややおろそかに考えてほしくない。家族の健康、好み、季節感、畑の収穫物、食材の残り具合そして経済的コスト等々。無い知恵総動員の結果とは、わかっちゃいないですね、と反撃したら、すぐに喧嘩を売ってくるとのたまわった。
さてさて、こんなお恥ずかしい話はさておき、昨日今日はこちらは初夏の暑さ。身体がついていかない。
春暑しマスク付けたり外したり
また少しずつ感染者が増え始めている。昨日イオンにでかけたが、施設内ではマスクをしている人の方が多かった。暑いのにマスクは辛い。
去年入れたミヤコワスレが根付いた。好きな花のひとつ。