妄信と言うけれど・・・正露丸とれんこん
ひと月ほど前、何年ぶりかに天上裏でネズ公が走った。嫌だなあ、どうするかなあ、そのために猫さんを飼うわけにいかないし。ネットでどうするか検索する。殺鼠剤か業者に頼むかどれも敷居が高い。そんな中で「正露丸」が効くという記事を見つける。紹介している人も確証はもてないというが、正露丸がいいらしいというのである。あの独特の臭いが忌避剤の働きをするということだ。正露丸で効果があれば、値段的にもお安いし、安全面も心配ない。半信半疑だが、天井裏二箇所に設置してみた。それでどうかというのだが、あれ以来走り回らない。どこかにお引取り願ったと信じたい。Tは妄信と笑うが、妄信でも何でも効果があればいいではないか。
もうひとつ妄信といわれているのは、花粉症にれんこんがいいということ。秋の花粉症のスイッチが入った。イネ科の植物である。外にでれば止まらぬ水洟にうんざりする。医者で出してもらったアレグラを服用するが、酷い時はなかなか効果がでない。そこでふと、昔の句会の仲間に、れんこんがいいということを聞いたのを思い出した。早速のれんこん料理である。さて、結果である。翌朝はすっきり、マスク無しの散歩も大丈夫であった。プラシーボだろうとまたまた馬鹿にされたが、れんこん料理をいくつか続けるつもりだ。サラダ、筑前煮、れんこん入肉団子・・・煮物が美味しい季節になり、どれもよし。
雨の今日は外の気温が２０度。ここまで下がると今度は小寒い。昨日の朝は小さい暖房をちょっとだけ入れたトシヨリ夫婦である。
鵙猛る日ごとに消えぬ地のほてり
野に帰った朝顔
