花神輿

 六年ぶりの神輿とお客様

 昨日はこの地域の郷社の春祭だった。三年ごとに交代で神輿を出す決まりがあるのだが、前回(三年前)はコロナの真っ最中で、当然ながら神輿は中止。六年ぶりである。六年前は大人神輿も出たのだが、今回は子供神輿だけ。よほどの肝煎がないと面倒なことは縮小となる。

 今日の新聞投書欄に自治会加入者の減少を嘆く投書があった。愛知県の人だったが加入者が50%を切ったとあった。うちの地域も新しい住宅が大幅に増えて、昔ながらの地縁血縁集団ではなくなり、自治会に入っているメリットを感じないという人が出てきた。今年から加入非加入にかかわらず持ち家のある人は自治会費相当を集めることになったが、それで脱会が減るかどうかはわからない。

 面倒なことには関わりたくないというのもわからないではないが、みんで飾り付けた花神輿を釣る子どもたちは楽しそうであった。

 

 

          信号で足踏みとなり花神輿

 

 

 

 夕方連れ合いのお友達の訪問。鮎の塩焼きを持参してくださる。鮎釣りの名人で、去年の落鮎が大漁だったからとのこと。もうすぐ今年の解禁だ。昔と比べると長良川の鮎の遡上は減ってきて、放流する鮎で何とかなっているものの、放流鮎は縄張り意識も低く、とも釣りへの反応も鈍いと言われた。また最近は海との往復をしない怠け者も出てきて、鮎の世界もまた変わってきているらしい。