白シャツ

六月一日。最近は昔ほど厳密なことを言わなくなったようだけれど、「更衣」の日である。そのせいか中学生たちの白シャツが眩しかった。余談だが俳句を始めたころ「更衣」を「ころもがえ」と読めなかったことがあったけ。「衣更着」はきさらぎで二月のことであるからさらにややこしい。

 岐阜市の図書館「メディアコスモス」に行ってみた。近くに出かける用がありちょっと寄っただけだ。たまたま旧知の団体の啓発キャンペーン実施中で、知り合いと会いたくない当方は肝を冷やした。なにせ蓬髪・白髪・ノーメイク・ヨロヨロ歩きである。そんなことで、ちょっと見ただけだが、図書館というより複合公共施設という感じで人出が多い。肝心の図書館そのものは見なかったのだがTの話ではそれほど品揃えが際立つということでもなさそうだ。まあ、当方にとってはうちの図書館で十分ということかしらん。

 

 酒井順子さんの旅エッセイ「来ちゃった」を詠み始めた。どこかへ行きたくてもまだ無理だからせめて旅の話でもというところ。

 

 

 

 

     放たれし白シャツの群れ下校どき

 

 

 

 

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 うちの紫陽花の競演。同じ紫陽花でも土により色がちがってくる。

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             朝の庭の訪問者