柏餅

 
二十四節気立夏端午の節句。こどもの日。
端午の節句はもともとは中国からきた風習。邪気を払う行事で菖蒲や蓬を飾ったらしい。軒の菖蒲は東北を訪れた時に見た覚えがあるし、菖蒲湯は昔は我が家でもたてた。香りがたち血行促進効果があると言う。鋭い葉先がチクチクした覚えがある。その葉先が刃先に似ており菖蒲が尚武に通じることから男子の節句になったのが鎌倉時代。ちまきは中国由来の伝説によるものらしいが柏餅は日本の習わし。葉が落ちる前に新芽が出ることから家系存続の縁起物として好まれとのこと。
 こどもの日。新聞によれば35年連続減。老人には如何ともしようがないが、若い人がもっと産みやすい政策をとってほしいものだ。
 部活の試合でいつもより一日早く帰った孫とすごした二日間。オバアは疲れて今日は昼寝を二時間もしてしまった。


     杉の戸に残る落書柏餅