暮遅し

古着deワクチン」を試してみる

 片付けをしなければと思いながらなかなか進まなかった。本のようなものは家人に任せるにしろ自分の衣服などはなんとかしなければと、長年思っていた。古い家だからクローゼットではなく洋服箪笥と整理箪笥なのだが、どれも満杯、ぎゅうぎゅう詰めである。そのくせ着るのはほんの一部。もう着ていく公の場もなくなったのに、購入時の値段を思うと塵にすることが躊躇されて今日まできてしまった。

 たまたまネットで「古着deワクチン」を知って、試してみようと思ったわけが以上である。このサイトを見ていただければわかるが、古着入れの大きな袋を購入(3300円)して、相手の着払いで送ると、一口につき5人分(100円)のポリオワクチン代がJCV(世界の子どもにワクチンを日本委員会)に支払われるというのである。また、古着は開発途上国に送られ選別されて再利用されるという。僅かな金額だが塵として始末するより胸が痛まない。クチコミ(レビュー)を書けば、さらに一人分が追加されるとあり、協賛企業のクーポン券(1000円)もいただける。

 思い切って始末をして空っぽになったり、余裕のできた物入れもあり。気分的にはすっきりした。

f:id:octpus11:20210419101026j:plain送ってきた大きな袋

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衣服を詰めた状態。着払いで送ります。

 

 

 

 

        暮遅し堤を歩く人あまた

 

 

 

 

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