風は冷たいが日差しの明るさに誘われて、気になっていた植え替えをする。サギソウ、アッツザクラ、ホトトギス、バラ。去年の夏の手入れを怠けたせいで球根の育ちが悪い。友人に貰った貴重な上臈ホトトギスはとうとう絶えさせてしまった。うっかりマスクをしないで始めたので鼻水と目の痒みで大失敗。ひっくり返したプランターから蛙が飛び出す。冬眠中を起こしてしまったらしい。「ごめん、ごめん。」と謝る。蛙の名前は詳しくないが多分ツチガエルだ。
先日の新聞によれば、気象庁の「生物季節観測」の観測項目からトノサマガエルを外した所が多いという。去年の観測は２２県のみで実施され、姿が確認できたのは５県のみという。いまや「準絶滅危惧種」というから驚きだ。原因は環境の変化や外来種の拡大というが、世界的にはカビが原因とも聞く。うるさいほどの蛙の合唱はもう夢物語になるのかしらん。
心平の蛙はまだか初蛙
