冬籠

『マーブル館殺人事件』 アンソニーホロヴィッツ著 山田 蘭訳

 久しぶりのホロヴィッツのミステリーだ。ホロヴィッツの作品には2系列あって、こちらはアティカス・ピュントの方。(もう一方はホーソーンシリーズで、どちらかというとこちらの方が好みである。)

 さて、自分のブログでもミステリーの中身は詳しくは触れてなくて、前の2作がどんな話だったか思い出せない。どうやら先の作品で、アティカス・ピュント作家(アラン・コンウェイ)は、死亡して(殺された)シリーズはお終いになっていたようだ。全く別の作家の手で人気作品の続編刊行しようというところから話は始まる。主人公の編集者スーザン・ライランドも、旧作品までのよしみで、再登場というところだ。

 話はかなり複雑である。アティカス・ピュントの登場する探偵小説が作中作として展開し、一方でスーザン・ライランドが巻き込まれる現実の事件が重なる。ただでさえ横文字の氏名はインプットしにくいのに、誰がどちらの登場人物か何度も確かめなくてはならなかった。

 いつもこの作家の作品には文句しかつけてないので申し訳ないが、上下2巻を4日で読んだということは、まあ面白かったというところでしょう。読書好きのKさんにラインでお薦めもした。

このところの冬籠にはお誂えむきの暇つぶしとのメッセージと一緒に。

 

 

        冬籠使わぬ部屋と使う部屋

 

 次の本を考えている。実は伊藤比呂美さんの新刊にとても興味があるのだが、図書館にはまだ入っていない。買うか買わまいか。増えすぎた本に閉口しているのに。本屋に行くといったTに頼むのを今日は止めた。