夏の空

弥生遺跡と木曽三川公園へ

 本格的な暑さになる前にと、近場へ。

 まずは愛知県清須市にある「あいち朝日遺跡ミュージアム」。紀元前6世紀から紀元後4世紀まで営まれた大規模な集落跡である。清須のインターチェンジの建設で発掘された遺跡で、日本でも有数の規模を誇るという。主要な出土品2028点が重要文化財である。

 昔むかし考古学に詳しかった姉から勧められていたのだが、近すぎてなかなか機会がなかった。やっとの訪問である。

遺跡内の復元住宅。貝殻山貝塚などもある。

尾張地方特有の穴のある土器。用途は不明だが祭祀に関係するらしい。

ベンガラで彩色された土器。側面に線刻の模様。

銅鐸も出ている。この他巴型銅器、装飾品、農具など多数。湿地帯で腐食が進まず、きれいな形で出土したものが多いとのこと。

学芸員の方が親切に説明してくださる。写真撮影も可なのは嬉しい。

 

この後昼食。稲沢市の「あじさい寺」のつもりが、あまりの人出で変更。「木曽三川公園」へ。

甘い匂いの「スノーインサマー」。オーストラリア原産とか。

猫の毛のようにふわふわ。

こちらは日本の半夏生

睡蓮池

水郷の歴史を伝える「水屋」。昔小学生を引率して勉強にきた思い出。

軒先の舟。

タワーは点検修理中で入館できず。滔々たる三川を一望できず残念。橋の上からだが、河川敷の緑が眩しく、雲は美しい。

 

 

 

        夏の空木曽三川は静かなり