風光る

『モンタルバーノ警部 悲しきバイオリン』 アンドレア・カミッレーリ著 千種 堅訳

 一昨日ワクチンの三回目を接種した。今回はモデルナ。副反応は個人差があるようだが、今回は前二回よりは応えた。接種日の夜は痛みで寝返りもうてず、昨日は腕を後ろに回すこともできず。身体もだるかったので、念の為に熱を計ったがこれはなかった。一日遅れで連れ合いが昨日接種したが、こちらは何ともないよう。暖かくなった今日は剪定に励んでいる。

 そんなわけで終日のらくらして『モンタルバーノ警部』を読む。前回の次作である。今回は前より筋立てがはっきりしていて読みやすい。警部が美食家なのは変わらず。

 なかなか面白いシリーズだが、邦訳はこの二冊だけのようだ。

 さてさて,やや暖かくなったのはトシヨリには嬉しい。連れ合いは例年より遅れている剪定作業に取り掛かったので、こちらとしても庭仕事をしないと。庭を廻ったら、思ったよりふきのとうが顔を出していた。まずは蕗味噌にしたのだが、天ぷらがよかったらしい。

 平和のありがたみをつくづく感じる日々。

 

 

 

       風ひかる父の洗車を手伝ふ児

 

 

 

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迎春梅

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白梅

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この雲で多分あすは雨