梅雨が開けたから
梅雨が明けたらやらなければと思っていた作業に、ひとつずつ取り組んでいる。まずは雨が跳ねてかなり汚れている窓拭き。昨日と今日とで南の縁側まわりの窓と玄関付近、リビングの窓は片付けた。すりガラスになったところや二階は無理なので気にしないことにする。
小さい網戸は家族で張り替えたが、大きい一枚戸はどうしても上手くいかず、業者に依頼したら思ったより高かった。
気が重いのは換気扇のフィルター掃除。油落ちのいい夏の作業にしているが、面倒な仕事だ。草引きも気になるが、今は専ら連れ合いに任せている。なかなか進まずにジャングルになっているところもある。
昨日図書館に行って午後ごろごろして読む本を借りてきた。佐伯一麦さんの本で知った内の四冊。
多田尋子『仮の約束』
岡松和夫『楠の森』
内田百閒『東京焼盡』
イサク・ディーネセン『バベットの晩餐会』
内田さんのものは毎年八月に読む戦争関連の本になりそうだ。
ゴミ出しに行ってくれた夫が、野良の黒猫が死んでいたと教えてくれた。家の周りもよくうろうろしており、多分この梅雨の間に庭の鳩のつがいを二羽とも襲った奴だ。一週間ほど前に窓を明けたら、熊谷さんの「野良」にそっくりな目つきで睨んできた。哀れなことだ。せめてもとそっと般若心経を唱えてやった。(唱えられるお経がそれしかないので)
遅刻する夢をまた見て明易し