花の昼

九ヶ月ぶりの家族交歓

 昨日ひさしぶりにY一家の訪問。前回の訪問が去年の六月で、本当に久しぶり。考えてみたらコロナの第一波がやや下火になって以来で、盆も正月も来なかった。この春、孫達は大学と高校にそれぞれ進学、いつのまにかこちらの背丈を追い越し、けっこう一人前に気を遣うようになったのにも感心する。爺さんが60年も前の学生時代の話をしても根気よく聞いてくれている。あまりの昔話にこちらが気を遣って、「何年前の話よ」と混ぜっ返すくらいだ。

 それにしてもこれからの若い人は大変だと思う。日本だけに限れば国力の衰えが否めないし、地球的には環境問題もある。トシヨリとしては、もはやその力に期待するしかない。テレビで上野千鶴子さんが「どうしてこんな世の中にしたと若い人に言われないためにも頑張っている」といっておられたが、私なんぞにそんなことを言う力はない。慎ましく生きて迷惑をかけないようにするくらいだ。

 

 木蓮が満開になったと思ったらもう散って、今は我が家の桜も満開。あれよあれよと思う間に春は進んでいく。

 

 

 

 

          花の昼博物館のがらんどう

 

 

 

 

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うちの桜

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Yがお花のお稽古で使った椿を挿し芽したもの。移植して何年ぶりかで何輪か咲いた。

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初つばめ

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散歩道の桜