南風(みなみ)

梅雨らしくない日々。夏野菜は雨の病害は少ないが土は涸れ涸れで植え付けできないものも幾らか。
 整理を兼ねて端切れでごろ寝クッションを作る。性格なのだがこつこつと時間をかけるというのは、苦手。いつも直ぐに結果が気になる。編み物でも早く編み上げたいと指を痛める始末。今回もものすごくいい加減なアップリケ?なのだが、H殿は早速活用してくれている。
 
 隣の川沿いに黄色の細やかな花が満開。見事なので撮ってくる。その辺に普通に生えている草木は名前を知らないものが多いのだが、これもやはり不明。気になって家にある植物図鑑をひっくり返し、多分「アカメガシワ」と推定。新芽が赤く、柏がないところでは柏葉がわりにしたのが名の由来らしい。雄雌異株とあり、これは雄花のように思う。いわゆる垣根などにしてある通称「アカメガシ/ベニカナメモチ」とは異なる。いろいろ薬用効果があるという。




     海神(わたつみ)の絵馬の剥落南風(みなみ)吹く