『やがて満ちてくる光の』 梨木 香歩著
新聞の書評欄で作家の室田玲子さんが「生活のヒトコマにきらめく叡智」と題して紹介されていた。「身近な生活のヒトコマから紡いだ随想が静かな筆致で語られる。そしてときおり叡智がきらめく」実に適確な書評で流石にプロだなあと思う。いまさら我輩などが何をか語らんや。今まで知らなかった人だけに記録に留めておこうと思う。
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2019/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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十月になっても日中は相変わらず暑いが、蝉の声はぱたりと消えた。代わりに小鳥の声が喧しい。声で鳥を特定することができないので、さえずりの主は誰なのかと思ってしまう。
散歩をしたら用水の水もストップしていた。先日まで滔々と流れていたのでこれも十月からなのかしらん。あんなに待ち焦がれていた彼岸花もすでに名残。きれいなところが少なくなった。
川鯉に餌をやる人小鳥来る