春の蝶

 いつもの散歩道、川沿いにオレンジ色のポピーに似た花が咲き群れている。去年は一・二本だったのに増えている。かわいい花だと思っていたらとんでもない危険な外来植物だと知って、見るたびに不安になる。たぶんかわいいからだろうが、昨日は畑一面に咲かせているのを見てしまった。

 これは「ナガミヒナゲシ」といって在来の植物を駆逐するかもしれない恐ろしい帰化植物ということだ。繁殖力がすごくてひとつのさやから1500個もの種子を飛ばすらしい。アレロパシー活性とかいうのも強くて周りの動植物に良くない影響を与えるともあった。

 一時オオキンケイギク木曽川の河川敷一面にはびこって市が駆除を呼びかけたが、このナガミヒナゲシも早いうちに手をうたなくていいのだろうか。

 

 庭の草取りやら旧友と食事会などなど、ちっとも本を読んでいない。明日は雨になりそうだから少しは落ち着くかな。

 

 

 

 

        春の蝶もつれもつれて天のきわ

 

 

 

 

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追記 

 この花(ナガミヒナゲシ)が危険外来植物だというのはデマだと教えて頂きました。確かに繁殖は強い外来植物ですが、危険というまではないようです。慌てて市役所に電話を入れた軽率を恥じてお詫びの電話もしました。