寒の水

 昨日はこの冬一番の寒さで日中の気温も四度しか上がらなかった。名古屋市では最高気温が札幌市をしたまわったということでニュースになっていたほどだ。インフルエンザも流行っているというからなるべく出かけたくないのだが医者と図書館と買い物に出かける。車のフロントガラスの温度計はずっと一度。

 借りてきたのは予約しておいたのが二冊。いずれも何かの書評で紹介されていたもので奥泉光『雪の階』と佐野洋子『なに食ってんだ』。あと新刊棚で角川春樹句集『源義の日』を加える。

まずはつぎの予約が入っているという『雪の階』を読み始める。600ページ弱もある。

 ネットで買った毛糸も届いた。思ったよりあざやかなブルーである。こちらも早速編み始めたのだが簡単に頭に入ってこない編み目模様で時間がかかりそうだ。まあ次の冬までの楽しみにゆっくり編もうかと思う。

 

 

 

 

     やんわりと放つ豆腐や寒の水

 

 

 

 

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