裸木

 寒気が下りてきて日差しはあるが風が冷たい。午前中はこの冬二回目のマーマレイド作りをする。

 午後は日差しの暖かい縁側でまず講談を聞く。何でも神田松之丞という講談師が人気だというのだ。演目は忠臣蔵から「赤垣源蔵 徳利の別れ」。概ね知っている話で、もう一つは宮本武蔵からの小話。迫力があってなかなか面白い。

 昔ラジオの前で講談や浪曲を聞く親のかたわらで色々聞いたことを思い出す。当方の歴史好きなどは案外そんなところにきっかけがあるのかもしれぬ。

 H殿は昨日志生の落語のCDを買ってきていた。聞き終えたら回してもらうつもり。

 

 

 

 

          裸木の清々しさの空の蒼

 

 

 

 

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