賀状書く

 押し迫らないうちにできることからやろうと賀状を書く。毎年は「筆ぐるめ」で作っていたが今さら古いパソコンを起動するのも面倒だと思っていたらTが郵政省の「年賀状キッド」を入れてくれた。去年はうまくいかなくて結局あきらめたのだが、今年はなんとか印刷までこぎつけた。「筆ぐるめ」に比べるとやや無骨だが(これはわたしのパソコンのフォントが乏しいため)使い勝手は悪くなかった。年賀状の卒業ということも色々言われているが、すっかり少なくなった住所録を見渡せばどの方とも今年は一度も会っていない。だからまだ生きてますよという挨拶のようなものだ。

 

 去年はお飾りにする蜜柑にも事欠いたのに今年は生り年だ。いずれは鳥たちのご馳走になるだろうが今のところはまだ来ない。毎朝夫と二人、レモン絞りでジュースにしているのだが一向に減らない。酸味も甘みも強く市販のぼやけたような味とは一味違うが難点は種があること。どうして種ができるのか不明だ。

 

 

 

 

        若き日の面影に向け賀状書く

 

 

 

 

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