秋天

 うかつなことであった。昨日外科の診察を受け続けて今日は放射線科の診察と思い込んで出かけたら診察日は明日であった。思い込みというのはどうしようもないもので何回も26日(金)という用紙をもらっているのに間違いに気づかなかった。まあ昨日の診察で取り敢えず問題はないことがわかっているので焦ることはないのだが。昨日の主治医の話では簡単に元の状態にもどるということにはならずまだまだ時間はかかりそうだ。

 せっかく朝早く車を出したからと図書館に寄る。開館まで時間が少しあったので市民公園の秋を楽しむ。銀杏がかなり色づいてきた。陽射しが暖かで穏やかな日だ。

 今日借りてきたのは小川軽舟さんの俳句の本やら梯久美子さんのエッセイ、それに地学についての本である。地学はブラタモリを見ていて興味を覚えたからだが、さて読みとおせるでしょうか。

 帰ったら「詐欺葉書」がきていた。「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」というもので差し出し人は「法務省管轄支局 訴訟最終告知センター」。中身が抽象的でただ不安を煽るような書き方をしている。悪知恵の働く奴がいるもんだと感心した。

 

 

 

 

     秋天や最も高き樹が愁ふ    木下 夕爾

 

 

 

 

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