後の月

このところヴァランダー刑事シリーズの三作目を読んでいたが、凄惨な場面の連続にいささか疲れた。歳のせいか次々と起きる殺人も平然と読み飛ばせなくなった。従って当分の間ヴァランダー氏とは距離をおくことにした。

 「そうだ 京都へ行こう」と、この前からひかかっていた気持ちを家族に話す。疲れたらすぐに座れる方がいいとTが車を出してくれることになった。大学時代を含めて長い間京都暮らしをしたTはもちろんのこと当方も案外身近だった京都だがH殿はあまり縁がなかったらしい。先日も書いたとおり銀閣寺も未訪問だと言うので今回はH殿の希望に沿って廻ることにする。紅葉には一歩早いがそれだけに最悪の混雑は避けられるかもしれないと甘い期待。明朝早く出発の予定。

 

 

 

 

     後の月山と呼ばれた古墳あり

 

 

 

 

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