帰省

 「大気不安定」の予報に違わず午後になり雷雨。何日分をまとめたような降りかたで一時は短時間あたりの大雨警報もでるほど。これで草花は一息ついたのは間違いない。もっとももう手遅れというのも現実で「もう今年の野菜は諦めた」という声も聞く。我が家も例年なら消費できないほどのゴーヤすら出来ず採れるのといったらオクラぐらいしかない。

 明日からの盆の用意で暑い中墓掃除に行く。自分の考えでは墓は苔むすくらいでいいように思うのだが周りが綺麗に磨かれるから形だけでも洗ってきた。一昨日かテレビの「風土記」で各地の盆行事の特集をやっていたがこの辺りは全くシンプルで助かる。仏壇にはちょっとしたお供えをしてあとは提灯をさげて墓参りをする程度である。その提灯はどういうわけか紅白の縞模様である。

 そんなわけでたいした行事はないのだが明日はY一家がきてくれるという。亡き人を偲んでみんなで楽しく会食するのも供養になるかもしれない。

 

 

 

 

     父母の家更地になりて帰省せず