青嵐

 朝刊に希林さんへの連続インタビューが掲載され始めた。希林さんも癌闘病中で毎年のように放射線治療を受けているらしい。これがひと月かかるのでなかなか大変だと言われて「少々焦げてもいいからもう少し短くなりませんか」と言ってみたというが、この焦げるのが辛い。昨日の受診で白血球の減少が見られるからと服薬は一週間見合わせになったが、放射線は毎日である。「脅すようですが、もっと辛くなりますから」と放射線科の女医さんはやさしい顔で脅される。

 

 さて、次の結実のための花が真っ盛りだというのに甘夏の実がまだ残っている。良さそうなのを取って、もう一度マーマレイドを作ってみた。やや実の水分が少ないかと皮二つ分に中身は三つ分。一回目と遜色ない。今年はH殿のいちごづくりが大成功でこの二週間ほど毎日ザルいっぱいのの収穫がある。ジャムにしてもいいのだがフレッシュなままいただくにしかずとそのまま食べている。「美味しい美味しい」と毎日褒めまくって、H殿のやる気を鼓舞している。

 

 

 

 

     仰け反つて仰ぐ山門青嵐

 

 

 

 

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