相変わらず底冷えの寒さである。閉じこもって編み物をしていたので二枚目のベストが出来た。色が違うだけで全く去年と同じベストである。裏編みと表編みだけの単純な編み方だが単純なだけに編み目を間違えやすい。ついぼんやりとほかごとを考えていて編み直したことが何回も。案の定仕上げをしていて模様の間違いに気付いた。いい加減の私としては今さら仕方がないからもういいことにする。色が地味だが明るいセーターに着るつもりであえてこの色にした。同じ毛糸で編んでもアラン模様などの複雑な編地の方が暖かいことがわかった。やはり含む空気が多いのだろう。寒い今年は一枚目に編んだ若草色のアラン模様のベストばかり着ている。もう少し暖かくならなければこれは着れそうにない。
だんだんと本気になれり雪礫