どんど焼き(左義長)

 今朝も雪。少し日が差してきたので何とかこのまま晴れてほしい。
 十五日は「小正月」。柳田国男によれば、旧暦ではこの日が満月にあたるので、元日よりも大事ににしていたところも稀ではないとのこと。俳句ではこの日のことを「女正月」という季語もある。年末年始何かと忙しかった女どものやっと息つく日だ。
 うちの町内では今日が「どんど焼き」。正月飾りや旧い御札を神社の門松と一緒に燃やして年神さまを天に送る慣わし。一緒に書き初めも燃やし、燃えかすが高く昇れば上達すると手習い用紙を燃やす人もいる。また、燃えかすで餅を焼いて食べると万病にかからぬとも言われ、餅を焼く人も多い。我が家はこの何年かはH殿の担当でこの日のために餅も残してあるが、この雪では餅を焼いてくる余裕はなさそう。


終日閉じこもった昨日は「マーマレード」を作ってみた。すでに甘夏が結構いい甘みである。







     左義長の灰のほのかに茶碗酒