秋空

 今朝の新聞で岡崎の「瀧山寺」の「聖観音菩薩立像」が初めて寺外で公開されるとあった。当方が7月25日に触れた運慶仏である。東博での「運慶」展でということで、様々な修復を施しての公開らしい。宝物殿では梵天帝釈天とご一緒だが、展示は聖観音菩薩のみらしくそれは少し残念。梵天帝釈天も実にお美しいのである。確か聖観音の胎内には頼朝公の遺髪が収められていたはずである。

 昨日から中山義秀芭蕉庵桃青」を読み始めた。昔の中公文庫で活字の小さいのが難だが少しづつ読み進めている。久しぶりに俳句と向き合っていると読みづらさも気にならなくなる。以前読んだ嵐山さんの芭蕉像とは違った人物が立ち上がってくる。一日読書百ページ、編み物十段と思ってやっていたら、編み目を間違えていることに気付いた。迂闊な当方としては、こういうことはよくあることだが十段以上解くはめになってガッカリだ。

 

 

 

 

     秋空や塔の朱色のまだ褪せず

 

 

 

 

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 今日の夕焼けは真っ赤です。