「盾」という言葉が気になっている。というのは、一昨日の新聞、「日米2プラス2」を終えた小野寺防衛大臣の発言。
自衛隊の役割拡大に記者団から質問が飛ぶと、小野寺氏は「専守防衛の中で、(日本に託された)『盾』の役割を万全にする中での新たな方向だ」と述べるにとどめた。
とある。小野寺氏は日本の役割をはっきりと「盾」と言っているのだが「盾」とは一体何か。一般的には「敵の攻撃から身を守るための防御用具」というところだろう。が、「一番大切なものを守るために前に塞がるもの」という意味ともとれるであろう。つまり日本は米国を守るための「盾」に考えられているわけだ。これでは全く本末転倒ではないか。この「盾」という役割発言にマスコミも強く反応していなかったので、私は奇異に感じたがこちらの感覚がおかしいのか。何だか腹に落ちかねてここに書いてしまった。
夏休みも夏らしい日々が少ないままいよいよ最終章。昨夜は身近な花火の音を聞きつつ入浴。
目を集め線香花火の玉太る