夏の雲

 今日から「夏休み」。朝からラジオ体操に出かける子どもたちの声が賑やか。熊蝉の共演も実に喧しい。畑の夏野菜はもりもりと茂り、最盛期。昨日の朝、胡瓜を五本収穫したと思ったら夕方には二本、さらに今朝は四本の獲り頃。だんだん配るところもなくなってきた。

 

 気に入っているNHKの自転車での日本縦断「こころ旅」、「2017春の旅」は今日が最終日。昼の放映にも夜のとうちゃこ版にも食事時間を合わせて見てきたので、当分の間寂しい。各地の見知らぬ風景を見られるのもいいが、火野正平さんのくだけたキャラクターも楽しい。添えられたお便りもいつも感動的で感心する。東日本大震災後に始まったようだが、正平さんもかなり高齢になられたのでいつまで続くか心配だ。取り敢えず秋の旅は決まったようなので、九月末の再開が待たれる。不満があるとすれば、岐阜の訪問が少ないこと。秋の旅も長野県から愛知県へと向かうようで本県は寄らない。

 

 写真は我が家のゴチャゴチャ畑。野放図なひまわりの群落はH殿に言わせれば「雀の楽園」。確かに枝を揺らして種を食べ、雀たちは楽しそうだ。私としてはもう少し整然とさせてほしいのだが。

 

 

 

 

     海獣の尾びれの叩く夏の雲

 

 

 

 

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