近頃は新聞を取らない家が増えてきたようだが、朝一番カフェ・オ・レと新聞は欠かせない。それにしてもこの頃、朝から重い気分になる記事が多い。日本が世界的な良識というか正義に後ろ向きになっているのではないかと思うからである。
ひとつが先日の「核兵器使用禁止条約」での反対。ひとつは地球温暖化対策のための「パリ協定」の批准遅れ。いずれもかって日本がリードしてきた方向に逆行しているのではないか、こんなことでいいのだろうか、とバアサンはやきもきする。バアサンが何をと笑われそうだが、日本人の誇りを失いたくない。「ごまめの歯ぎしり」である。
さて、一昨日借りてきた二冊の本。二冊とも面白い。ゲラゲラ笑いながら読了。「徹子の部屋」は見てないが「世界不思議発見」は見ることもある。あの番組での衣装や賞品は児童養護施設の子供たちの自立支援に使われていたとは知らなかった。黒柳さんはやはりなかなかの人である。嵐山さんの軽妙な語り口も楽しかった。特に俳句の話とヨシ子さん(母上)の話、行方不明になったノラ(猫)の話。ノラの話は我が家のノラも同じ運命だっただけに他人事と思えず。
二人とも人生の先輩だが「自分のやりたいことだけをやっていく」というスタイルが元気を与えてくれる。
漢(おとこ)来て鳩に餌まく秋の暮
- 作者: 黒柳徹子,糸井重里
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- 作者: 嵐山光三郎
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