海の日。  
 海なし県の住民にとっては「海」は憧れの存在。旅でも海が見えただけで感動。感動が陳腐なので俳句を詠んでも残らない。「海」という季語はないので、今日の掲載句は無季である。鹿児島県長崎鼻の突端、薩摩富士を背景にして「鳳作」の句碑はある。

     しんしんと肺碧(あお)きまで海の旅   篠原 鳳作

 「会津物語」でキツネに馬鹿にされる話をいくつも読んだが、我が家はカア公に馬鹿にされ続けている。子育て期間中は頭上からの攻撃に戦々恐々させられたが、今度をは農作物の収奪。昨日半日で西瓜を五個やられた。一度胡瓜がやられて以来、被害がなかったから油断していたのがいけなかった。少々の防御策などは一向に平気。今年は上出来と喜んでいたH殿はガッカリ。
 梅雨明け。平年並とのこと。