大津地裁が高浜原発の運転を差し止める仮処分を決定した。原発稼働がゼロの時も、電力の供給に問題はなかったのに、なぜ危険な原発を稼働する必要があるのか、庶民感覚としては地裁の決定は当然のことだと思う。
福島の事故の後、電気の消費について我が家でも話し合ったことを思い出す。結果として、あの夏より太陽光発電システムを導入したのだ。設置費用は我が家の家計にとっては決して小さい出費ではなかったが、この四年間のデータをみれば、決定は良かったと思う。天候に大きく左右される太陽光発電だが、この四年間の月平均電力料金はコーヒー３杯半ほどである。もちろん節電には気をつけてはいるが、暑さ寒さに弱い老人だからエアコンなどはそれなりに使用してのことである。
最近は買い取りを制限する向きもあるというが、あの震災の年、新生日本は再生可能エネルギーで未来を開いていくと誓ったはずではなかったのか。
本日プール日。春めいてきたせいか賑わっていた。
剪定の空ひろげゆく鋏音
