風光る

 アマゾンビデオで「海街diary」を観た。話題の映画だったが映画館にもでかけられず、やっとの鑑賞。一言で言えば、良かった。底辺に哀しみがあるが、優しく思いやりに満ちた人間関係。どの登場人物にも応援したくなるような愛おしさを感じた。是枝監督の作品は他には「歩いても歩いても」しか観ていないが、根本は「人間賛歌」のように思う。いい映画観ると、自分の日常も愛おしくなるから不思議だ。

     風光る欅通りの少女像