日短

『それゆけ、ジーヴス』 P・G・ウッドハウス著 森村たまき訳 皇后さまがお誕生日会見で触れられていたので、興味を覚えて借りてきた。まだ読了してはいないが読み通せるか自信がない。つまり内容はユーモア小説ともいうようなもので、あまり趣味ではないから…

聖樹

『83 1/4歳の素晴らしき日々』 ヘンドリック・フルーン著 ヘンドリックの残りの一年間を追体験した。オマニドクラブを立ち上げたヘンドリックたちは半月に一度のエクスカーションを企画し、映画会や動物園訪問・料理や絵画のワークショップなど楽しい時間…

賀状書く

押し迫らないうちにできることからやろうと賀状を書く。毎年は「筆ぐるめ」で作っていたが今さら古いパソコンを起動するのも面倒だと思っていたらTが郵政省の「年賀状キッド」を入れてくれた。去年はうまくいかなくて結局あきらめたのだが、今年はなんとか印…

寒波来る

83 1/4歳の素晴らしき日々 ヘンドリック・フルーン著 長山さき訳 帯状疱疹で額から瞼が腫れ上がりまるでお岩さん。片目が十分機能しなくて不便極まりない。それよりも痛みが酷いので「老人には強すぎるが」と、もう少し強い痛み止めを出してもらう。ところ…

銀杏散る

二・三日前から右のこめかみ付近が痛くて片頭痛かなあと痛み止めを飲んでいた。いっこうに改善せずにさらに頭皮の一部にピリピリした痛みが出てきて「帯状疱疹」かもしれないと思い至った。昨日受診して一晩様子をみて結局「帯状疱疹」との診断である。発疹…

冬銀河

昨日今日と夫は訃報が入って慌ただしい。我が家には昔から(多分江戸時代ころから)冠婚葬祭を助け合ってきた一族があり、今回はその関係である。一族といっても少し昔までは八軒だったのが今は五軒に減り、日頃の付き合いがあまりあるわけでもなく、葬儀も…

落葉

珍しく朝から雨でどうやら終日降りそうだ。昨日降りそうだからと落葉掻きをしておいてよかった。ようやく柿の落葉はすんだが木蓮などはまだまだこれからだ。落葉を掻いているとカタツムリがいっぱい出てくる。朽葉を食べていたのかとちょっと悪い気がしてあ…

『俳句の授業』 夏井 いつき著 「プレバト」なる番組を見たことがない。夏井さん自身についてもご本人も俳句もよく知らなかった。最近あちこちで名前を見るようになり元気のいい方だなあという印象があった。たまたま図書館でこの本を見つけて借りてきたのだ…

縄跳

焼き物を見て買って 下の孫が我が家で使う御飯茶碗を見て「まだ猫ちゃんかあ」というようなことをつぶやいていたし、少し前にうっかりと洋皿も割ってしまったので、焼き物を買いに東濃に行こうということになった。どうせ行くならとまず多治見の「岐阜県現代…

吊し柿

『砂の街路図』 佐々木 譲著 先々週ぐらいの新聞の読書欄に紹介されていたので読んだ。こういう作品はどの分野に入るのかわからないがミステリー要素のあるエンタテイメントといったらいいだろうか。帯には「家族ミステリー」とある。 突然行方を絶った父親…

山眠る

『狂うひと』 「死の棘」の妻・島尾ミホ 梯 久美子著 その2 やっと読了。大変な力作である。執筆に際しての当人へのインタビューは初期の段階で拒否されたということで膨大な資料を読み込んでの人物造形である。長大な内容にもかかわらず最後まで惹きつけら…

七五三

九月以来編み続けていた藤編みのベストがやっと編みあがった。模様編みを何度も間違えたので片身頃ぐらいは余計に編んだ計算になる。早速着てみたのだがこういう厚手のものは丸くなった背中が一層丸く見えてバアサンくさい。バアサンなので仕方がないのだが…

『狂うひと』「死の棘」の妻・島尾ミホ 梯 久美子著 その1 600ページ強の大作でなかなか読み終えられない。運命の日が来て夫婦の対決が激化し、とうとうミホさんが精神病棟に入院するくだりまでは読んだ。 ここまでで考えさせられるのは「文学と人間性」…

しぐれ

昨日一昨日と富山に出かけた。富山はお隣の県なのだが富山市は一度も訪れたことがない。たまたまネットで美味しそうなお鮨の写真を見て、出かけようとなった次第である。我が家から富山へは高速道(東海北陸自動車道)一本で北上するから紅葉も楽しめるに違…

大根

『たそがれてゆく子さん』 伊藤 比呂美著 いや、面白かった。何が面白かったと言えば老いていく身への共感ということだろうか。もちろん彼女は一回り下の世代で、当方とは比べものにならぬほど自由で行動的に生きている人なのだが、人の(女)一生の普遍性み…

冬の雨

昨日から玄関ホールの床のりホームが始まった。ホールというほどたいしたものではないがもともと田舎の広い土間だったのでそれなりの広さはある。床を張って四十年にもなって少しフワ付いてきたのでりホームすることになった次第。玄関だからあまりものは置…

寒さ

『俳句入門』 小川 軽舟著 たまには刺激を受けないとどんどん俳句から遠ざかるばかりだと思って借りてきた。基本をわかりやすく解説した本で改めて勉強になった。要となるような部分は作句や推敲の視点としてノートに書き写しもした。 印象に残ったのは写生…

紅葉

昨日の新聞の土曜版に映像作家の保山耕一さんという方が紹介されていた。癌にかかり体調も経済的にも厳しい中、古都奈良の景色を映像に撮ってはフェイスブックやユーチューブに投稿されており、その映像の美しさが評判だというのだ。どんな映像なのか気にな…

薯畑

『猫を抱いた父』 梯 久美子著 梯さんはノンフィクション作家としての仕事が著名であるが、この本はエッセイ集である。もちろん本業同様真摯な姿勢が感じられる作品集である。内容は家族のことや子供時代あるいは故郷での話、成人後東京に出てきてからの体験…

菊日和

『地球最後のナゾ』 100億人を養う土壌を求めて 藤井 一至著 小学生だったと記憶する。冬休みの課題で描いた風景画は我ながらうまく描けたと思って提出した。担任の先生がそれを掲示してくださるのをちょっと誇らしげな気持ちで見上げていた時、「この辺…

菊人形

昨日寄れなかった「発掘された日本列島2018」の巡回展に出かける。昨日についで今日の外出だが会期が水曜日までなのでやむを得ない。 昨日とは打って変わって駐車場には楽に入れる、展覧会の見学者も殆ど無く閑散としていたが、なかなか見応えのある展示…

焼栗

H殿がYにブロッコリーの苗を取りに来るように連絡したことからY一家が揃って来宅。気持ちのよい秋日和だから何処かに出かけようかということになる。始めは岐阜市の歴史博物館での発掘展のつもりだったが駐車場はどこも満車でとても近寄れない。急遽揖斐の古…

秋天

うかつなことであった。昨日外科の診察を受け続けて今日は放射線科の診察と思い込んで出かけたら診察日は明日であった。思い込みというのはどうしようもないもので何回も26日(金)という用紙をもらっているのに間違いに気づかなかった。まあ昨日の診察で…

秋の日

日和を考えて出かけたつもりなのだが変わりやすい秋の天気でコンビニで傘を買うはめに。幸いにもパラパラ程度ですんだのだが、思ったより足が萎えており廻ったのは三箇所がやっと。 門徒であるのに本山も知らぬとのH殿の希望どおりまずは東本願寺。子供の頃…

後の月

このところヴァランダー刑事シリーズの三作目を読んでいたが、凄惨な場面の連続にいささか疲れた。歳のせいか次々と起きる殺人も平然と読み飛ばせなくなった。従って当分の間ヴァランダー氏とは距離をおくことにした。 「そうだ 京都へ行こう」と、この前か…

草の実

『リガの犬たち』 ヘニング・マンケル著 柳沢 由美子訳 ヴァランダー警部シリーズの二作目である。今回は背景にソビエト連邦の崩壊とバルト三国の独立がある。既得権を守ろうとする一派と自由を得ようとする一派の対立にヴァランダーが巻き込まれるという話…

朝寒

先月の初旬以来の病院である。今日はPET検査。CT・MRAと体験してPETは初めてである。ブドウ糖に似たFDGという放射線を出す薬剤を注射して撮影を行う検査らしい。FDGが炎症や悪性腫瘍に集まる性質を利用して腫瘍の発見につなげるということだ。痛くも痒くもな…

鵙日和

陽射しのある昼なかはともかく朝はめっきり冷え込んできた。 図書館から予約をしておいたヘニング・マンケルを貸し出せるとメールが入ったので出かける。二冊予約をしておいたら同時に二冊が借りられることになりヘニング・マンケルばかり三冊も借りることに…

月夜

『木山捷平 井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど』 木山 捷平著 Tの本棚から抜き出してきた木山捷平短編集の二冊目である。十編が収められているがいずれも晩年の作品である。一番心に残ったのは「弁当」。一冊の追悼歌集が呼び覚ました若い頃の思い出である。追…

庭には柿の大木が三本もあるのだがもう古木のうえに手入れもあまりしてないから(一応剪定だけは毎年夫がしている)成らない。特に今年は外れ年で三本を合わせても数えるほどだ。その数少ないのに鴉が狙って毎日のようにくるから今日は脚立を出して色づきだ…